かつて、私の友人は、「会社に涼みに来てんだから、設定温度もうちょっと下げて欲しいやんな？」と言っていました。冬はあたたまりに、夏は涼みに会社に行くんですよ、プロの仕事人は。
さて、今年の夏は１０年に一度の暑さだとか。毎年暑かったけれど、今年もかよ～！そしてこの暑さに伴うゲリラ豪雨があります。このところの頻繁に起こる地震も含め、自然災害に対して経営者のみなさんはどのように準備していますか？
経営者のみなさんへおすすめするのは、今年の暑さを逆に利用して、自然災害に備える準備とシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか？
夏の通勤を控え、在宅ワークに一時的に切り替え、スタッフ全員で自然災害への準備を考えることをおすすめします。夏休みで不在のスタッフは連絡がつかないとの想定でもよいのではないでしょうか？
しかし、これを進めようとしても経営者としては気になることもありますね。例えば、
在宅ワークでスタッフが自宅のPCを利用している場合のトラブルです。かといって、一人一台配布するほどの余裕もないですし、PCをセキュリティ含めたノート型をレンタルに切り替えるなど、方法はいくらでもありますのでご安心を。
また、顧客からの電話がかかった時の対応についても、固定電話を一台だけにして携帯へ転送する方法があります。
結局、どんな準備をしていても「アレ！準備してなかった」「このやり方、上手くいかないな」ということは多々あります。
実際にやってみないとわからないことがたくさんありますよね。なので、何もない落ち着いた日だったら、みんなで修正等がすぐにできますし、何よりお客様に迷惑がかかりません。危機管理の専門家のアドバイスも大切ですが、まずはスタッフのこれまでのやり方や知恵を生かしてみんなで考える方が、より災害に対応できる強い会社になるのではないでしょうか？
