やさしい起業の始めかた

ライフステージの変化は起業のはじまりかもよ⁉

「いきなり褒められても……」困るんですけど・・・のおはなしです。


経営者(企業で管理職に就く)の皆さん、こんにちは。

さて、あなたは仕事で褒められたことがありますか?
もちろん、あると思います。でも、褒められたときにうれしいと感じることもあれば、「え、なぜ?この人から?なんで?」と戸惑うこともありますよね。

 仕事上で誰かを褒めるという行為は、褒められる人(若手)と褒める人(役職者)の関係性に大きく影響します。
 私はかつてスタッフとの関係が最悪でした。厳しい言葉が飛ばしまくっていたこともしばしば。だって、忙しいもん!(あの時は、ごめんよ。忙しかったからつい厳しくなっちゃたんだよぉ。)

 

 ある時、役職者とスタッフの双方向の研修を受ける機会があり、研修の講師からは「スタッフの良いところを毎日褒めるように」と指導されました。スタッフには「上司の良いところを紙に書いて渡す」ようにとの提案がありました。

 
 結果はどうだったかというと、関係性が良くなるどころか、逆に不自然さが増し、お互いを警戒するようになってしまいました。(なんじゃそれ!!(*´з`)()
普段からの関係性が悪い中での不自然な褒め合いは、良い結果なんかもたらしませんよね。

 
 今、多くの場で「相手の長所を伸ばす、褒める、プラスの言葉で導く」と言われますが、これが成り立つのは相手との関係性が整っている場合です。
 関係性がこじれている場合、表面的な褒め言葉では本質的な解決にはなりません。


では、どうすれば良いのか?
 それは・・・・・「相手の話に耳を傾ける」ことです。彼らの問題について、じっくり耳を傾け、彼らなりの解決策を提案してもらい、それに対して一緒に考えることです。(他にもよい方法はありますが、本日はその一案を!)

 
 小手先の褒め言葉よりも、時間と労力がかかるんです!これが!でもあえてコレやってください。何度も言いますね。相手の話に耳を傾けてください。
 その過程で彼らが成長する姿、仕事への情熱が手にとるようにわかります。その結果、あなたから相手への褒め言葉が自然と生まれます。その言葉こそ、相手の心に響くのですから。 (何よりお互い疲れませんよね!)