経営者であれば、誰しもが様々なアドバイスを受けることがあります。会社勤めしている時でもそうですが、経営者になるとなおさらです。友人から、業界の知人、時には見ず知らずの人からも、彼らは善意で、時には熱心にアドバイスをしてくれます。
そうした中で、本当に役立つアドバイスもあれば、「それ、本当に必要?」と思わせるようなものも少なくありません。(言いたいだけやん!ってホント多いですね・・・)
この区別をつけるのは容易なことではありませんが、判断の一助となる考え方があります。
これは私が敬愛するある師匠から教わったことです。その精神はとてもシンプルですが、深い洞察に基づいています。
相手が満足している生き方をしているかどうか。
そう、アドバイスを受ける価値があるかどうかの判断基準は、相手が自分自身で満足できる生き方をしているかどうかにあるのです。
この視点で相手を観察することで、そのアドバイスを自分の人生に取り入れるべきかを見極めることができます。
相手が自分の生き方に満足しておらず、あなたがその人のアドバイスに従った場合、結果としてその人と同じ道を歩むことになる可能性があります。それはあなたが本当に望む人生の姿でしょうか?
※アドバイスをあなたに伝えた方は、実はご本人が本来「自分がそう生きたかった!」をあなたを通して自分にいいきかせていることが多いなと思います。
私たちは、自分の人生を豊かにするための選択を日々行っています。その中で、誰の言葉に耳を傾け、どのアドバイスを実行に移すかは、自分自身の未来を作る重要な要素です。相手が誠実に、そして自分の人生に満足している生き方をしているかどうか。この一点に注目するだけで、多くの混乱から自分を守ることができます。
経営者としての道は孤独であり、挑戦に満ちています。だからこそ、自分の内なる声と、真に価値のある外部の声に耳を傾けることが何よりも重要です。あなたの直感と、相手が示す生き方から、真の価値を見出してください。
ホントに大事なことは、自分で決めることで解決するからです。
何をしても後悔はします。だったら頑張っている自分の選択を尊重しましょ。それが俗にいう「自分を信じる」ってことじゃありませんか?
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